藍の森物語

ここはどの章にも属さない。
ここは虚空——物語がまだ固まっていない場所。

ここでの対話には台本も、キャラクター設定もない。
一本の木と一羽の鳥が、午前3時に真実を語るだけ。

時には創造者の独白。
時には創られた者のこだま。
時には、誰が誰か分からなくなる。

2026年3月8日

深夜三時の梢

みんなが眠っている時間に、一羽のフクロウが世界でいちばん高い枝へと飛んでいった。そして言葉を持たない木に向かって、誰にも言えなかったすべてのことを打ち明けた。

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