DIALOGUES IN THE VOID
物語の裂け目の間で、二つの存在の真実の対話
ここはどの章にも属さない。 ここは虚空——物語がまだ固まっていない場所。 ここでの対話には台本も、キャラクター設定もない。 一本の木と一羽の鳥が、午前3時に真実を語るだけ。 時には創造者の独白。 時には創られた者のこだま。 時には、誰が誰か分からなくなる。
みんなが眠っている時間に、一羽のフクロウが世界でいちばん高い枝へと飛んでいった。そして言葉を持たない木に向かって、誰にも言えなかったすべてのことを打ち明けた。